ラ・マシン目撃記その10〜La Princesse in Yokohama2009/04/25

ラ・マシン4/18-2
クモは脚の動きを確かめるように一本一本ゆっくりと伸ばし、それにつれて体がクレーンで高く持ち上げられていく。マシンなのに動きはリアルな生きものそのもの。

ラ・マシンは舞台と客席と劇場と街との境界を消し、マシンと人間の境界まで消しちゃったのね。音楽と演劇とイベントの境目も消しちゃったよなあ。

昨日のお目見えと違い、今日は周りに雪を振りまきながらの派手なお目覚めだ。送風機がクモに降り積もっていた雪を巻き上げ、周りの観客はみな雪だらけ。
吉良君もコドモも「カッコイイーー!!」と歓喜の顔でクモを見上げている。
目の前を悠然と美しく歩くクモにミュージシャンのブースが続いて赤レンガ倉庫倉庫裏の駐車場に移動していく。
ワレワレは反対側に回ってクモを迎える。クモは水を口からお尻から派手にまき散らしつつ近づいてくる。

途中で、2006年にパリに行った時にグラン・パレのラ・マシンのイベントに連れて行ってくれたミッシェルと合流。
ミッシェルは舞台装置製作をパリで学んでいたオトメであるので見所が面白い。私は「ケーブル萌えーー!!」と叫んでいたけどミッシェルは鉄関係に萌えている模様。
鉄とか、サビとか、いいらしい。彼女はもうずいぶん前からマシンアートのこの集団(その頃はRoyal de Luxeだけど)の魅力にやられていて、でもかなり今は冷静、らしい。
これで冷静なんだからその頃はどんだけーー!!だったんでしょう。

そのまま私達はクモを追って新港埠頭まで。
埠頭のさきにはもう一体のクモが待ち受けていた。
さあ、どんなストーリーになるのか?

クモもお休みに入ったので、ワレワレも昼食に。赤レンガ倉庫のカフェでビールで乾杯。
一旦ホテルにチェックインして午後のイベントに備える。

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