ラ・マシン目撃記その13〜La Princesse in Yokohama2009/04/27

ラ・マシン4/19-1
本日のパフォーマンスは14時からという噂。
ホテルをチェックアウトした後は、大好きな中華街を杏仁ソフトなど食べつつうろうろ。
朝ご飯はホテルでどっさりバイキングをいただいてしまったので昼食は軽く小龍包とビール。さて。海上となる新港埠頭方面に向かうとあれま?まだ13時30分すぎたところだというのに音楽が聴こえるではないですか。すでにパフォーマンスが始まってる模様!!
パレード開始が14時ってことだったらしい。(この日、クモに乗り込むパフォーマンスがアクロバチックでとってもエキサイティングだったらしいと聞いた。残念!!)

二体のクモがじゃれるようにして水をかけっこしたりしている。どうやらふたりともお互いがお気に召した様子。
チラシによると、ここからはプリンセスとプリンスが仲良く横浜市内の公道をランデヴーすることになっている。
クモのあとを追いかけて観衆もぞろぞろ移動していく。警備の人から駐車場の方を通る、と聞いて駐車場に待機。きたぞきたぞーーー!!
道路標識をくぐり抜けるのが大変そうだけど、これも全部リハ済みなんだろうな。目の前で何度も「切り返し」するのでたっぷりとマシン操作を堪能できた。
この日はいいお天気でクモの吐き出す水にみんな大喜び。水しぶきに虹がかかる。わあああっと歓声が上がる。
二体のクモと、続く楽隊。こんな素敵な風景を造り出すひとたち、すごすぎる。

二体は別れてパレードしたあとにまた出会う予定らしいので、出会いポイントを予想して向かうが、クモの通る道は、もうすごい人出だ。この噂を聞きつけて、たくさんの横浜市民東京都民近郷近在民遠方よりの観光客、どんどん押し寄せているのだろう。道路は朝の電車なみの大混雑で、もみくちゃになりながらバンドを追い越しクモ先頭まで追いつき、運良くフェンス際をゲットだぜ!
そういえばバンドのギタリストは今日は何故か一人、後ろを向いて演奏していた(この人、すごくいい感じ。笑いを返してくれたりしたよ)。吉良君が「水がかかって弾きにくいからじゃない?」と言うのだが真相はいかに!

プリンスとプリンセスが出会ったところで、しばらくすると休憩に入る。
パレード再開は30分後と警備の警官のアナウンスが入る。ミュージシャンやマシニスト達が降りてきて、観衆が拍手を送る。いいなあ。こういう風景。
警察もご苦労様!
初日から目立ちまくっていたドレッドで刺青のスタッフのおにいちゃんは休憩の間も水を補給したりマシンの点検したりで大忙しだ。

目の前のミュージシャンのクルマが方向転換し始めた。いよいよフィナーレへ向かうパレードが始まる!!

ナントやル・アーブルの象のパフォーマンスを知ったときは、象に乗ってるミュージシャンの映像を見て、「私も乗りたい!!あそこで演奏したい!!」と思ったけど、実際に3日間見てみると‥‥こりゃあすごい重労働ですねえ。一日目はハンパなく寒かったし、日が照ってくればあっついだろうし、水はかかるし。
ハープがメタル製だったのも、このための特注なのかしら??

横浜在住Nさんから「海上保安庁のゲートがまた開けられた」という情報が入る!
みんなでそちらで落ち合うことに。
クモの先回りをして歩くが、音楽が聴こえてくる。
道の向こうに楽隊のブースが見え隠れする。
情報を少なくして人のチカラでイヴェントを伝えるこのラ・マシンが大事にしてるのは、この今の「気配」なんだろうな、と思った。
遠くから聴こえる音楽、非日常に塗り替えられた街にどよめく観衆。
その波動が空気に満ち満ちていた。

ラ・マシン目撃記その14〜La Princesse in Yokohama2009/04/27

ラ・マシン4/19-2
目の前にこんなものが来た日には
もうニタニタです。