ラ・マシン目撃記その11〜La Princesse in Yokohama2009/04/26

ラ・マシン4/18-3
先ほどのイベント終了時に、仕込まれた灯体の位置を確認したワレワレは夕方からの会場となる場所をほぼ特定し、一番いい見物ポイントも予想したが、そこは海上保安庁の敷地内。
横浜在住Nさんによると、普段はそこは一般の人が出入り出来ないようにゲートが閉められているらしい。
「こんな時くらい開放すればいいのにねー」
と話していたのだが、Nさんから連絡があって、そのゲートが夕刻に開けられたらしい。
やるじゃん、ヨコハマ。やっぱり行政も一緒になって大きいことすると違うんだね。Nさんは今度は家族と一緒に既に場所も確保してくれているとのこと。
見物用の飲み物、コドモはケバブも買い出して現地に急ぐ。

到着すると既にNさん一家とミッシェルも来ていた。
途中で警備の人が「18時7分からはじまる」と言っていたのを耳にした。
細かい数字。これは日の入りの時刻も関係してるんじゃないか?
ここからは観覧車やインターコンチの半月型の建物などが見えて
いかにもみなとみらいなロケーション。
昼間はヴィデオを回すのに夢中で、カメラの細かい設定もほとんどしないで撮ってしまったので、今度は準備万端。
持ってきた防寒具も着込んで待つ。
夕日が建物の向こうに沈むとホントに時間通りにスペクタクル開始。
昨日から開始予定時刻から一時間も遅れたりしてたのでちょっとびっくり。
音楽に目を醒ましたクモは、水をどっさり浴びながらクレーンで海上に吊り上げられる。
暗くなって照明に照らされたびしょ濡れ姿もまた美しい。
クモは水上をお散歩。水大砲がまたもや炸裂。

このクモは上部に載って操作している人と体の部分に載って脚を一本ずつ担当している人とが計12人乗っている模様。ひとつのイキモノらしい動きを連携して作り出すのは並々ならぬリハーサルを要しただろう。
日本の道を歩くのに、多分日本のと同じ高さの信号機や標識を作ってリハを重ねたりしたと思う。全てが計算し尽くされた完璧なパフォーマンス。
照明に浮かび上がるクモ、水しぶきの美しさ、音楽の素晴しさ。

どえらいスケールのパフォーマンスを堪能し、「明日はどうなるかねえ」と話しながら中華街に繰り出すワレワレであった

ラ・マシン目撃記その12〜La Princesse in Yokohama2009/04/26

ラ・マシン4/18-4
この日のフィナーレが近くなってきた。