蛇腹六姉妹・撫子仏蘭西団パリへ行く〜その12009/05/13

アコーディオン@電車
今までのあらすじ

「暗い三拍子、東欧・北欧トラッド、高速、変拍子」の曲をあやしく粗暴にして大胆にそして繊細に弾きまくる、アコーディオニスト・佐々木絵実と藤野由佳による「蛇腹姉妹」。
http://homepage2.nifty.com/fhifan/acod_sis/acod_sis_info.html


小峰はそのひねくれた果ての豊かな音楽性に魅せられ、彼女たちと姉妹固めの杯を交わし(その夜は信じられないくらいの日本酒があいた)、昨年夏に蛇腹三姉妹としてコンサートを行った。

小峰は藤野にフランスの楽しさを酒席でたびたび吹き込むのだった。
「みんなでフランスに行ったら絶対面白いよ〜行こうよ〜」
酔ってはいるが、その目はホンキであった。

(ここから少し妄想↓)
藤野はアコーディオン講師としての立場からも、フランスに行ってみたいという気持ちを強くする。昨年、慶応大学の「ブルターニュ祭」でアコーディオニスト、フィリップ・オリヴィエ氏に出会ったこともその気持ちを加速させた。
アコーディオンの本場をこの目で見てみたい。できればアコーディオンのワークショップをパリで受けてみたい。

藤野は友達のアコーディオニストたちに言った。

「フランスに、行かない??」


続く!!