これから荷造り2007/02/01

突発的バタバタ続きでまだ荷造りもできてなくて、
部屋の中は大変なありさまです。

とってもお洒落なサイト「カイエ・ド・パリ」に
情報を載せていただきました。
http://www.cahierdeparis.com/1_ZABADAK+A+PARIS_651

たくさんのひとが来てくれるといいな。

いってきます!!2007/02/02

これから成田へ向います。

荷造りもなんとか終わりました。

嬉しい事にプラネタリウムの予約受付は既に終了、
ということになりました!

しばらくここもお休みです。
コメントもトラバも、へんなのがだだっと来たら大変なので
受け付けない事にしちゃいます。

帰ってきたらたくさんアップしますから待っててね!!

ただいま!!2007/02/12

かえってきました。

パリではまたまたたくさんの方々に支えられて
幸せな時間を過ごすことが出来ました。

パリでのライヴはDVDでのリリースも考えています。

プラネの様子はこちらでも。
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070208/lcl_____ach_____006.shtml
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20070208/lcl_____ach_____006.shtml

また日記をアップしますね。

写真は本番前のKiosque Flottantで。
友人K撮影。

ああ、フランス語を勉強しなくちゃ。

忘れちゃう。2007/02/14

明日くらいからPARISの日記をアップしますね。

今日のところはひとつ、この美しい鉱物標本をば。
@自然史博物館

Paris日記2007~#12007/02/16

2月2日

成田発21:55のエール・フランスでパリへ。
こんな時間に出国するのは初めてだ。
空港のショップはほぼ閉まっていて、閑散としている。
出国審査もガラガラでとってもスムーズ。
機中泊も苦にならない時間帯だ。

機内は寝る気に満ち満ちているのだが、斜め前の
スキーに行くらしきおじいさま2人のなんとお元気な事。
寝やしない。しゃべってばっか。
コドモ(今回学校を休ませて同伴)も食事の後に
ゲームしたりしていたが、平和に眠った。
私も眠ったのだが足元に柔らかい感触を憶え、
ふと目が覚める。
な、なんと吉良君がゆ、ゆ、床に寝ているではないか。
そりゃあまあ、そうしたくもなるような狭さですが、
そこはまあ、ひとつよろしくお願いします。
足が通路をまたいでおります、お客様。
見ると、吉良君が成田で買い込んでいた
ワイルドターキーハーフボトルがほぼ空いてるではないか。
寝ているのではなく、「ツブレている」のでは・・。
おおまいがっ。
長距離ではいつも往路はこういう状況になるんで、
もうこれは彼ならではの伝統芸であると諦めるが、
今回は風邪もひいてて薬も飲んでいるから
ちょっとコワイ。体が心配だ。
吉良君は基本的にシラフでいるとヒコーキが怖いらしい。

コドモも起きだしてきて、エアフラならではの
ギャレーサーヴィスでカップヌードルを食べる。
おにぎりが今回なくて残念。
前はサンドイッチやペストリーも
たくさん置いてあったのになあ。
それと、シャンパンもちっちゃいボトルで出てきたのに
注いでくれる方式に変わっていた。経費節減?
機内食も昔はもっとよかったのになあ。
しかしマズいマレーシア航空とかインドネシア航空では
いつもはほとんど機内食に手を付けないコドモが
「うまいうまい」と喜んでいた。
ちっちゃいところにちまちまと収まってるのも
嬉しいらしい。

2月3日

パリ着4時15分。
旅行者にはシビレる時間だが
パリの友人の薫ちゃんが手を回してくれたおかげで
ホテルの部屋に朝から入れることになっていた。
私がよく利用するホテルのフロントのお兄ちゃんが
偶然にも薫ちゃんの隣人だったのだ。
ありがとう。薫ちゃん。
白タクにつかまって振り払ったりしながら
東洋系のタクシードライバーによりホテルに到着。
道路が空いていたのでびっくりするほど早く着く。
日の出前で暗いけど、懐かしいパリの街。
不思議だ。飛行機乗ると着いちゃうんだもんなあ。
パリの気温は8℃。朝の気温にしてはあったかいね!!

ホテルに着くと、去年泊まった時の夜番と同じ
背の高いお兄ちゃんが迎えてくれた。
早速荷解きをする。
リビングにキッチン、寝室、たくさんのクローゼット、
バスルームのバスタブにはシャワーよけのドア。
そしてたっぷり4人分のタオル(なぜかいつもここは
大層余分にタオルがある)。
吉良君もすぐにここが気に入ったようだ。
吉良君はすぐに爆睡。引き続き酔いが回っている模様。
風邪が心配。
コドモもマンガ書いたりしていたのだが一緒に寝よう、
と誘ってひと休みする。
コドモはすぐに爆睡。

お店が空く時間になったので起きだすと、
みんなもぞろぞろ起きてきた。
まず、水を買いに行こう。
コドモはホテルにいる、というので
吉良君と近くのスーパー「フランプリ」へ。
ここは庶民派のスーパー。水とかお塩とかオリーブオイル
野菜に卵に・・と、基本的な食材を揃える。
あ、ビールもね。
美味しい物はあとでマルシェか「モノプリ」で買おう。

ホテルで朝食。
食器も調理器具もオーブンも
トースターもついてる、家族には嬉しいホテルだ。
目玉焼きとサラダとスープにミルクティ、
大好きなチーズ、おいしいバター!!ジャムとパン。
みんなもりもり食べる。

そしてさて、お出かけだ。

Paris日記2007〜番外地#12007/02/16

今日書けなかったのですが
カフェでもいかが。

Paris日記2007~#22007/02/17

もうおなじみのサンタンヌ通り。
歩道を犬のフンに気をつけながら歩く。
私は滅多に忘れ物をしないしっかり者なのだが(マジ)
飛行機の中に今回ただ一冊しか持っていなかった
ガイドブックを忘れてきてしまった。
ので、ホテルの近くの「BOOK OFF」へまず行く。
おお、でかい。そしてけっこう凄い品揃え。
そして、980円のガイドブック、去年版のが
10ユーロ。1580円。
しょうがないので買う。同じの、ウチにあるんだよなあ。
「お売りいただける本等ございましたら〜」
というおなじみのフレーズで送られる。
吉良君はZABADAKのCDを見つけたそうで、
複雑な思いを味わっているようだった。

コドモが「チュイルリーに行きたい」というので
ずんがずんがとオペラ通りまで出て
「モノプリ」で水とチョコを買っていく。
美しいパリ。いちいちかっこいい街。
おお。冬のチュイルリーは見事に遊園地がなくなっている。
晴れていて、なんて気持ちがいい。
噴水のまえの椅子に座って、コドモは
「すごくいいきもちーー」とニコニコしている。
よかったねー。鳥達も気持ち良さそうに泳いでる。

オルセー美術館まで行ってみよう、ということになって
セーヌを渡る。
現れる風景に「わあわあ」と素直に喜び合う親子よ。

オルセーでは、コドモはとにかく空間に圧倒されて
しまったようで絵を見る、というこまかいところに
気持ちが行かないようだった。
わかります。世田谷美術館とは違うもんね・・。
有名どころをざざざ、と見ていく。
今、日本で「オルセー美術館展」やってるので
どうかな、と思ってたけど、心配は無用でした。
まだまだ名画がざくざくです。
「ゴッホかあ」ゴッホだよ。
どうなんだろ。コドモ。ちゃんと憶えていてくれるのかな。

オルセーのあとはお腹がすいたね、ということになり、
マルシェ・サントノーレへ。
さっき通った時はマルシェが立っていたのだがこの時間はもうおしまい。
干しアンズが欲しい、と言ってたコドモは残念そう。
ここのまわりはいい感じのお店が多い。
お店の読みにくい手書きのメニュー看板を見つつ歩く。
以前は読みにくい以前に「解読」しても
それが何の事やらわからなかったのだか、
さすがに今回はちょっとわかるようになったぞよ。

居心地の良さげなイタリアンのお店に入って、
サラダとラザニアとワインをいただく。
サラダはテーブルにオリーブオイルとバルサミコが置いてあって、
それをかけながらいただく。
おいしいぞ。
すごい量で満腹になってまたぶらぶら。

「モノプリ」でいろいろ買い込んでホテルへ。
けっこう歩いたね。ミュゼの歩行数はかなりだろう。

7時にパリの大好きな友人、斎藤敏さんと薫ちゃん夫妻が
部屋に来てくれた。
敏さんはド派手なスカーフも怪しく素敵なスタイルで
やってきた。
薫ちゃんも相変わらずかっこいい。
私は去年も会ったけど、吉良君と草太郎は
4年半ぶりだ。

この日は近くの日本お惣菜屋さん
(薫ちゃんの関係してるお店で新しく出来たところ)
で買い出しして部屋食。
刺身にうどん、天ぷら、煮物、おこわ!
そしてシャンパン!!
私の大好きな飲み物、シャンパン!!
を薫ちゃんが持ってきてくれた。
乾杯して早速お味見をば。
「お魚もおいしいんだよ〜」
と彼女は言うけど刺身はどうなの?って
ちょっと怪しんでいたのだが、
タイがとっても美味しくてびっくり。
系列のレストランで食べるとものすごい
お値段らしいですわよ、奥様。

今回のプラネタリウムの企画では
斎藤ご夫妻に全面的にいろいろと
協力以上の尽力をいただいていた。
本当に、何から何まで。
酔っぱらわないうちに確認点等いろいろと
話すうちにすっかり酔っぱらって、パリの
第一夜は更けていった。

Paris日記2007~#32007/02/18

2月4日

またまたフランプリでお水等買い出した後に部屋で朝食。
カフェに出かけてもいいんだけど、色々食べたいコドモは
こっちのほうがいいみたいだ。
フレッシュなクリームチーズに(くりーみ〜)
アンズのジャムをしこたま乗っけて食べるのがウマイ!!
コドモと一緒にハマる。

今日は夜に名古屋の科学館の野田さんと毛利さんが
いらっしゃることになっている。
それまで何して過そうか?
ルーヴルにする?キョーカイにする?
コドモの希望優先で何となくガイドブックで見た
自然史博物館に行く事に決定。

メトロでGare d’ Austerlitzまで。
初めて降りた駅。
駅からすぐ、自然史博物館の門が。しかしそこから先がすごい。
広い広い。どっかーんと並木も美しい公園になってる。
いきなり恐竜のオブジェあるし。
なんだ、ここ?

よく把握できないまま、まず近くの古生物陳列館に入る。
ひゃー。ひゃー。ひゃー。
ホネホネパラダイスですよー。
自然光がいっぱいに入る館内に、現在いる生物から恐竜まで、
たっくさんの骨格標本が大行進している
まわりのケースには内蔵関係も豊富。
皮を剥がれた内蔵丸出しオランウータン!!
アタマがふたっつある鳥さん!!胎児!!
などなど、相当すごいものもある。
2階にはアンモナイトなんかもどっさり。
古くて美しい建物の中に、ひっそりとがっつりと
骨と化石だらけ。
人により「グロい」と言われるような物もあるけど
造形の美しさ、自然の作り上げた物の完璧さ、
のアピールの方が断然強く、それは「美」として
圧倒的な力を持っている。いと面白し。

展示の仕方がセンスいいのよ、全く。
ミュージアムショップでポストカードなど買って
お外に出る。

案内図を貰ってみると、自然史博物館とは広大な敷地に
植物園、動物園、古生物から鉱物、そして進化ギャラリーまで
ふくんだその全体をさすらしい。

お腹すいたね、というので一旦通りにでる。
マックもあるけど混んでる。
隣りのカフェ等のぞいてその先にケバブ屋!
コドモは昔アヴィニョンで食べたケバブが
とってもおいしかったらしくて
今回食べたいものリストに入れていた。
これがっ。ものすごい量のポテトもついてございます。
お肉もスッゲー量。なんとメタボリカルな。
しかしコドモ、ポテト以外完食。
私は2/3くらいしか食べられませんでした。