Paris日記2007~#22007/02/17

もうおなじみのサンタンヌ通り。
歩道を犬のフンに気をつけながら歩く。
私は滅多に忘れ物をしないしっかり者なのだが(マジ)
飛行機の中に今回ただ一冊しか持っていなかった
ガイドブックを忘れてきてしまった。
ので、ホテルの近くの「BOOK OFF」へまず行く。
おお、でかい。そしてけっこう凄い品揃え。
そして、980円のガイドブック、去年版のが
10ユーロ。1580円。
しょうがないので買う。同じの、ウチにあるんだよなあ。
「お売りいただける本等ございましたら〜」
というおなじみのフレーズで送られる。
吉良君はZABADAKのCDを見つけたそうで、
複雑な思いを味わっているようだった。

コドモが「チュイルリーに行きたい」というので
ずんがずんがとオペラ通りまで出て
「モノプリ」で水とチョコを買っていく。
美しいパリ。いちいちかっこいい街。
おお。冬のチュイルリーは見事に遊園地がなくなっている。
晴れていて、なんて気持ちがいい。
噴水のまえの椅子に座って、コドモは
「すごくいいきもちーー」とニコニコしている。
よかったねー。鳥達も気持ち良さそうに泳いでる。

オルセー美術館まで行ってみよう、ということになって
セーヌを渡る。
現れる風景に「わあわあ」と素直に喜び合う親子よ。

オルセーでは、コドモはとにかく空間に圧倒されて
しまったようで絵を見る、というこまかいところに
気持ちが行かないようだった。
わかります。世田谷美術館とは違うもんね・・。
有名どころをざざざ、と見ていく。
今、日本で「オルセー美術館展」やってるので
どうかな、と思ってたけど、心配は無用でした。
まだまだ名画がざくざくです。
「ゴッホかあ」ゴッホだよ。
どうなんだろ。コドモ。ちゃんと憶えていてくれるのかな。

オルセーのあとはお腹がすいたね、ということになり、
マルシェ・サントノーレへ。
さっき通った時はマルシェが立っていたのだがこの時間はもうおしまい。
干しアンズが欲しい、と言ってたコドモは残念そう。
ここのまわりはいい感じのお店が多い。
お店の読みにくい手書きのメニュー看板を見つつ歩く。
以前は読みにくい以前に「解読」しても
それが何の事やらわからなかったのだか、
さすがに今回はちょっとわかるようになったぞよ。

居心地の良さげなイタリアンのお店に入って、
サラダとラザニアとワインをいただく。
サラダはテーブルにオリーブオイルとバルサミコが置いてあって、
それをかけながらいただく。
おいしいぞ。
すごい量で満腹になってまたぶらぶら。

「モノプリ」でいろいろ買い込んでホテルへ。
けっこう歩いたね。ミュゼの歩行数はかなりだろう。

7時にパリの大好きな友人、斎藤敏さんと薫ちゃん夫妻が
部屋に来てくれた。
敏さんはド派手なスカーフも怪しく素敵なスタイルで
やってきた。
薫ちゃんも相変わらずかっこいい。
私は去年も会ったけど、吉良君と草太郎は
4年半ぶりだ。

この日は近くの日本お惣菜屋さん
(薫ちゃんの関係してるお店で新しく出来たところ)
で買い出しして部屋食。
刺身にうどん、天ぷら、煮物、おこわ!
そしてシャンパン!!
私の大好きな飲み物、シャンパン!!
を薫ちゃんが持ってきてくれた。
乾杯して早速お味見をば。
「お魚もおいしいんだよ〜」
と彼女は言うけど刺身はどうなの?って
ちょっと怪しんでいたのだが、
タイがとっても美味しくてびっくり。
系列のレストランで食べるとものすごい
お値段らしいですわよ、奥様。

今回のプラネタリウムの企画では
斎藤ご夫妻に全面的にいろいろと
協力以上の尽力をいただいていた。
本当に、何から何まで。
酔っぱらわないうちに確認点等いろいろと
話すうちにすっかり酔っぱらって、パリの
第一夜は更けていった。