オーロラのおと2008/03/27

ヒトデ

獅子座流星群を見た時だからもう前世紀のことだ。
ひときわ明るく出現したその流星は「ばん!!」と
音を立ててスパークし、流星痕を描いて東の空に消えた。

そのしばらくあとで当時五島プラネタリウムにいらした
村松修さんとお会いした時に
「流星が見えた時にばん!!て音がしたんですけど・・」
と恐る恐る申し出てみると
「確かに、音が聞こえた、とおっしゃる方がいらっしゃるんですよねえ」
と話してくれた。

昨年パリで名古屋科学館の毛利さんにも
そのことを言ってみた。
「本当の音だったら、あとで聞こえてくるはずですよね」
そうなのだ。音の進む速さからしたらオカシイ。
「確かに音がした、という人はいるんですよ。
でもみなさん、流星と同時に聞こえた、と言っているんです。
どうやら電磁波のようなものを
音として感じる人がいるらしいんです。」
と、毛利さんは話してくれた。
もしかして衝撃波?だったかな?
とにかく「音」じゃないものを「音」として感じるひとが
いるらしい。

濱田理恵さんにこのことを話した時に
「オーロラも、音が聴こえる、というひとがいるのよー」
とおっしゃった。
えええーー。
それはぜひ、見て聴いてみたい・・。

それに加えて、私はある条件下で
「音」を「光」として感じるというか、見えるんですけど
その話はまた次の機会に・・。

コメント

_ 信天翁 ― 2008年03月30日 02時07分36秒

「共感覚」ってやつですね。

ちなみに、音を聴くと色が見える、という感覚を「色聴」というそうです。
色=光の分散&反射(かなり強引な解釈ですが・・・)とすれば、小峰さんのもそうなんですかね。

それにしてもオーロラの音ですか・・・それは確かに見て聴いてみたいですねぇ。

_ koko ― 2008年03月30日 07時54分24秒

信天翁さま

はじめまして。
色に音が見える民族の話など、ライアル・ワトソンのホンにも
載っていましたが、あの色調とは、私のは、見え方は
ちょっと違うようなんです。
しかし、やはり空気の振動がすごく関係してるみたいです。
「実験」してみようかなあ、と思ったりしてます。

オーロラの真下に行ったらどんなふうに感じるのか・・
確かめにいかねばなりません。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
私の本のサブタイトル「いま知っておきたい◯◯の話」の〇〇に入る数字は何?(答えは右のツールバーで)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://koko.asablo.jp/blog/2008/03/27/2858293/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。