郡上八幡二日目その12007/09/28

朝、電話でゴハンですよーと起こされるまで寝ていよう、
と思ったが早くに起きてしまう。
夕べ私とコドモよりも先に寝ちゃった吉良君は
早起きして長良川まで歩いたと言って
既に着替えてケータイを覗き込んでいた。

私は、昨日、渋滞の車中でもiBookで
作詩をしていて、ひとつはできあがったのだが
もうひとつ残っていた仕事をする。
ネットが繋がらないため、出来た歌詩を
ケータイで打つ。
いやーん。面倒。

外から賑々しい音と声。
部屋の窓から見てみれば
子供たちがタイコを担いで
なにか♪おまつりだ〜みたいなオハヤシをうたっとる。
通りのお店の人が出て来て子供たちにお菓子をあげている。
バリで同じような光景を見た事が。
うちのコドモが「いいな〜郡上のこどもは〜」
なんて言っている。

こんなに健康的に朝を迎えるなんてねえ、
と言いながら(いつもは二日酔・・)
朝ご飯。
この旅館の朝ご飯は心がこもったお味で、
品数もちょうどいい具合。
無駄に豪勢だと朝から飲みたくなっちゃうっしょ?
かといってカラカラの干物とか
おいしくもないシャケとかだとキビシイし。
ここはゴハンもおいしい。梅干しもおいしい。
でもやっぱ、ちと郡上の味付けは濃いかなあ?

さて、町をぶらぶら。

と、新橋を越えると、
そこでマネージャー田中ファミリーとばったり遭遇。
朝4時に東京を出た、とのこと。お疲れさま。
利佳ちゃんのダンナは初郡上八幡なのでした。
昼過ぎに吉田屋(鰻がおいしい)でリヴェンデル
の二人と共にまた会うことにして一旦別れる。

まずはいがわこみちへ。
ここは巨大イワナやニジマスや鯉が泳ぐ小川沿いが
いい感じの遊歩道になってる、郡上らしいスポット。
一袋100円の餌をやる我が子を見て。
吉良君が「おれも一袋買う」というのを、
思いとどまらせる。
毎年、余らせちゃって、小川の最後で
どばあっと袋を逆さにして餌をぶちまけてるのだもの。
あからさまに「小峰のケチ」という表情の吉良君に
コドモから餌を「はい」と渡してもらう。
なんかさー、餌やりすぎ、っていうのも
心が痛むんだもん。

私は「地図の書ける女」なのだが(読めるよりランクアップ)
郡上はいつも地元の友人メグさんに頼って
歩いていたので、何度来ても地理が把握できてない。
A地点とB地点のかんけーはわかるが
C地点とのつながり、みたいなのがワカラン。
今回は憶えようと旧庁舎記念館で地図をもらい、
眺めてみる。
なーんだあ。こうなってたのかあ。

脳内地図ファイルができたぞ(遅い)。

さすが連休で、町は観光客でいっぱい。
みんなそぞろ歩きを楽しんでいる。
高い建物がなくていいね。ここは。
電線がなかったらもっといいね。

藍染め屋さんを覗き、吉田川沿いのカフェーで
かき氷を食べ、コドモはみたらし団子を食べ。
「よろずや赤垣」さんはなんとお休みで残念。
そして味噌屋さんで毎年恒例醤油を買い。
毎年柄が変わる踊り手拭い2007年バージョンを買い。
なぜ郡上でコドモのサンダルなどなど買う。

郡上の町には昔からのお店が昔からの看板を
掲げているところが多くで非常に興味深い。
「ミッキーランド」というオモチャ屋さんに
釘付けになるワレワレ。

困った事に全然お腹がすいてこない。
昨日あれだけのご馳走を消化して
朝もしっかり食べたから、胃が疲れているのだな。

待ち合わせより早めに吉田屋さん覗くと
お昼時でめちゃ混んでいる。
入り口のお待ちリストに名前を書いて
みんなの予約だけ済ませてワレワレは
どこかで軽くお昼にしよう、ということになった。

昨日食べられなかった「かたぎり」は日曜はお休み。
なので「まるみつ」というお店でぱりぱり焼きそばを
食べる。
満員でお店のおばちゃんがかなりテンパっていた。

帰り道、「グジョーズロック」とコドモが命名した
岩山の神社に登ったりゲタ買ったりしながら
一旦宿へ。

ここで鰻を食べて来たみんなと合流して
いざ、照明寺!

*写真はいがわこみち。

郡上八幡:吉田川2007/09/28

郡上八幡の町の真ん中を流れる吉田川、
橋の上からもたくさんの魚影が見える。
鮎釣りのスタイルは絵になるねえ。

町中に水路があり、気がついて足元を見ると
歩道の下をエラい速さで水が流れていたりする。
郡上がこんなに気持ちいいのは、
そのマイナスイオンのせい?

郡上八幡:街灯2007/09/28

郡上は日本にしては珍しく
美意識の高い町だ。

美しく暮らして行く事を
大切にしているんだなあ。

そして住民の性格はラテン。
一ヶ月も踊ってるなんて、
どう考えてもラテン。
踊りの種類も半端ねーし。

フランスっぽい?