あけましておめでとうございます20152015/01/06

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ファンの方に昨年末、zabadakと吉良知彦、小峰公子が2014年に行ったライヴのリスト化したものをいただきました。
なんとすばらしい資料。
それによるとzabadakのライヴは31本、その他の各々の活動あわせて、私は61本、吉良くんは83本のライヴをやっていました。
zabadakではいろんなところ、いきましたね。キネマ倶楽部でのプログレナイトのライヴ盤もリリースできました。ご好評いただいています。

個人的にざざっとみると、そのほかに白崎映美ととうほぐまづりオールスターズでは1stアルバム「まづろわぬ民」をリリース。青山円形劇場、下北沢タウンホールなど都内のほか、郡山、福島、秋田、山形、そして京都、名古屋、大阪、と地方にも遠征しました。

ラーシュ・ホルメルのトリビュートバンドBoevesは「Rock in oposition」という伝統あるプログレのフェスに参加して、ラーシュの弟さんご一家にお会いできるという幸せと、多くの方々の前で演奏するチャンスをいただきました。

昭和歌謡バンド「リンキー&オーヘン」も、こんなに長く続くとは思ってなかったねー、というくらい、みなさんから応援していただき、年末の紅白歌合戦も開催できまして、嬉しい限り。

3月に筑摩書房から「いちから聞きたい放射線のほんとう いま知っておきたい22の話」(菊池誠・小峰公子・おかざき真里著)を出版、発売3日で重版が決まりました。応援してくださったみなさま、とりあげてくださった各方面のメディアの方々、ありがとうございます。
もうすぐ4刷にいけるか?というところです。

そんなこんなで今年もまもなく始動です。
わたしの今年最初のライヴは「下田逸郎を詠ってみる会」
下田さんももちろんいらっしゃいます。
http://www.zabadak.net/information/2014/0297_20141224_live.html

翌週は「ある意味宇宙人祭り」にzabadakで出演します。
出演者がすごいことになっています!
http://www.zabadak.net/information/2014/0295_20141219_live.html

今年も楽しい年でありますように

「いちから聞きたい放射線のほんとう」まえがき掲載2015/01/12

「いちから聞きたい放射線のほんとう いま知っておきたい22の話」が出版されたのは2014年3月。去年の今頃はまだまだ原稿の手直しをしていました。
まえがきの部分は、最初に書いたものがこの倍くらいの字数があって、削るのに苦労しました。Amazonの「なか見!検索」でも読めるのですが、未読の方にぜひご覧いただきたいので、ここに掲載します。




この本を手にとってくださったかたへ       小峰公子               

 私は福島県に生まれました。実家は郡山市というところにあります。
 3年前の3月11日、両親は東京にいて難を逃れたのは不幸中の幸いでしたが、やっと帰省した時のことは忘れられません。砕けて散らばった食器、絵や照明器具は床に落ち、本棚やタンスの戸は全開、給湯器の配管は外れて床には水溜まり。2階のタンスや本棚は全部倒れていました。地震の時、家中一体どんな音がしたのでしょう。郡山でもこれだけの惨状でした。
 その上、東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きたのです。忘れたくても忘れることができない、容易には消えない傷を、福島だけでなく日本の多くの人が負ってしまいました。
 原発事故が報じられると、たちまちのうちに多くの情報が流れ、いろいろなデータが出てきては、様々に「解釈」され、それがよく理解されないままにどんどん拡がっていきました。放射線関係の情報には、これまで知らなかったたくさんのことが出てきて、誰だって戸惑ったに違いありません。英語の文法のように、音楽の楽典のように、放射線にも世界共通の基礎知識があるはずなのに、それを知らないまま、次々と難問をつきつけられたようでした。けれど私には頼れる友人がいました。物理学者の菊池誠さんに、わからないことをメールやチャットでとことん聞きました。科学苦手、基礎知識ゼロの私に、菊池さんは丁寧に答えてくれました。
 そのおかげで、いろいろな情報を目にした時、これは信用できるな、これはなにか誤解があるみたい、などとわかるようになってきました。危険なことを避けるために多くの情報を共有したいという気持ちは誰にでもあると思いますが、膨大な情報からどれが適切かを自分で判断でき、以前よりも科学的にものを考える習慣が身についたと感じる場面が多くなりました。そして、こんなにわかりやすい貴重なやりとりを私のPCだけに収めておくのはもったいない、これに加えて、女子のこころをぎゅうっとつかんで離さないおかざき真里さんのステキな絵の力もお借りできたら、科学に馴染みのない方にも手にとっていただける本ができるんじゃないか、と思ったのです。
 放射線や原発問題を取り巻く状況は厳しく、解決には長い時間がかかります。その中で、私たちも子どもたちも多くの情報を判断しながら暮らしていかなくてはなりません。この本が、溢れる情報からの自立のヒントとなり、少しでもみなさんの生活のお役に立てたら嬉しいです。

下田逸郎を詠ってみるかい?2015/01/14

下田逸郎さんについては以前も書いたことがありますが↓
http://koko.asablo.jp/blog/2014/06/21/7349693
とても魅力的でヤヴァい、大大好きな大先輩です。

その下田さんとのジョイントです。
お初に顔合わせの若いミュージシャンもいらしてたのしみたのしみ!
わたくし、初めてのうたにも挑戦予定。

「下田逸郎を詠ってみる会」

出演:吉良知彦、小峰公子、杉林恭雄(QUJILA)
   星 衛、小暮はな、美元智衣、他

ゲスト:下田逸郎

公演日:2015年1月25日(日)
会場:岩本町 Live café Eggman tokyo east
時間:Open 17:30 / Start 18:00
チケット:前売3,090円/当日3,390円、(ドリンク代520円別途要)


チケット予約開始:12月20日(土)0:00より予約開始

・メール(info@egg-mte.com)にて、下記の事項をご記入の上ご送信下さい。
公演日/下田逸郎を詠ってみる会/お名前/ご連絡先お電話番号/希望枚数
折り返し確認メールをお送りいたします。
上記アドレスからのメールが受信できるよう設定を御願いいたします。
そちらでお知らせする整理番号順の入場となります。
お席は自由席です。

・チケット予約方法の詳細はhttp://www.egg-mte.com/ にてご確認ください


【お問い合わせ】
Live café Eggman tokyo east
http://www.egg-mte.com/
東京都千代田区岩本町2-6-12 曙ビルB1
TEL:03-5829-6400
E-MAIL:info@egg-mte.com

http://www.zabadak.net/information/2014/0297_20141224_live.html