ZABADAK夏休みツアー〜#32007/08/12

8月2日

7時に起床。昨日も遅くまで宴会していたので、吉良君とコドモは朝ご飯は食べずに寝ていたい、と言ってたので起こさずに一人で朝食、そのあとお風呂に入る。部屋に戻って二人を起こす。
お風呂に入れる時間まであとちょっとなので急いでお風呂に向うコドモは眠くてボロボロでおっきい浴衣をぐずぐずに着てるのがちょっとかわいい。
移動は荷作りの連続だ。今回はコドモの荷物を完全に分けたのでちょっと楽になったけれどどうしても時間をとられる。

さて、秋田へ向けて出発。

移動のクルマの中では藤野由佳ちゃんはあっという間に眠れる天才である。羨ましい。今回運転は吉良君と林太郎君の二人。私、ペーパードライバーなんで、申し分けねえっす。
しかし涼しいですねえ。おしゃれ計画、またも台無しか??

秋田の鹿角に近づくと田園やリンゴ畑が広がっていて、人影はまばらである。
実は秋田でのライブのチケットぴあの集計が、一週間前にたったの3枚(チケぴ以外ではもう少し売れてましたが)、ということで、ペネロープチームはアタマを抱えていたのであるが、それもそのはずだなあ、と思えるほどの人のいなさ加減・・。

まずは林太郎君のご親戚の家にご挨拶。今日はここに泊めていただくのだ。
伺ったお宅は大正時代に建てられたと言うとても風情のあるところ。今は知り合いの方が湯治にいらっしゃるものの、あまりおおっぴらに温泉宿としてはいないらしいのだが、いくつものお部屋に炊事場、そして大きな岩をくりぬいたような素晴しいお風呂がある。
コドモは早く入りたい!とさかんに言っていたがまずは会場へ!!

その前に「ホテル鹿角」でランチ。ここはなん林太郎君のおばさまがご馳走してくださった。本当にありがとうございました。
林太郎君のご親戚はあたたかい方ばかりで、彼が素晴しい御家族のなかでみんなに愛されて育ったのだなあというのがよくわかる。

そして向ったのは去年の秋にもライヴをした「MITホール」。
既に田中利佳ちゃんが着いていて、物販のものなど搬入していた。
美しい木の床が印象的な、本当にきれいなホールだ。
音響の方も去年もお世話になったのでセッティングやサウンドチェックもスムーズに行った。

そして本番。「ステージの上の人数のほうが客席より多い」という心配は杞憂であった!
今回、郡山のステージが狭かったのがきっかけで、ハープの林太郎君は後ろ向きで演奏したのだが、このスタイルが気に入ってしまい他の会場でも後ろ向き。
私達もカオを見合わせやすいんだけど、お客さん的にはどうかなあ?
私はこの日ツアー中マックスにクタクタでカオはボロボロだったけど、声は元気。よかったあ。
ライヴ後はたくさんの熱心なファンの方に会うことができた。
本当にありがとう。

利佳ちゃんとはここで別れる。
利佳ちゃんのおかげでストレスなくライヴに集中できた。
お疲れさん。気をつけて!!

そして今夜のお宿へ。差し入れていただいたおにぎり(山椒とじゃこ最高!!)やおばさまの心づくしのもてなしに感動。「もうこれで最後」とおっしゃりながらどんどこご馳走が並べられて行く。何と言っても野菜がおいしいっていうのはいい!!
枝豆のあまりのオイシさに連続20個くらい食べた〜。
本当にお世話になりました。

川の音を聴きながらぐっすり就寝。