小峰公子の脳内外旅行記ーkoko's blog

昨日、A-nの稽古場から実家に電話した。
今度の芝居の衣装に、私がちっちゃかった頃に
母が着ていた服が使えるかな、と思ったのだ。
大抵のものは人にあげたり処分したけれど、
どうしても捨てられないものは
とってあると言う。
「使えるのならよろこんで送るよ」
とすぐに探してくれて
今日の午後に宅急便が届いた。

憶えてる、これを母が着てたの、すっごい昔。
「服を見ていたら涙が出ました」
という手紙がはいっていた。
シルクのブラウスは、おしゃれな祖母が生地を気に入り、
米と交換したものだという。
まだ品物が少なくて、シルクがとんでもなく高かった時代。
母は洋裁が得意だったので、それをブラウスに仕立てた。
「まだ生地が残ってるよ。今度送るから」
うん。何かに使えるといいな。

さて、それからはファッションショー！！
あれこれ引っ張りだして手持ちのものと合わせたり。

燃えてきたざます。
ぜひみなさんおいで下さいまし。

『小峰公子を　よむ　おどる　＋　罠の狼』
A-n in the koko ＋ Wolf in the trap
６月２・３・４日＠新宿ミラクル
http://a-n.fem.jp/