小野賢章〜彼の声を聴け!!2005/12/14

「小野賢章」という名前を近頃頻繁に目にする。
何故かと言えば、彼は新作が封切りになったばかりの映画「ハリー・ポッター」シリーズでハリーの声の吹き替えをやっているからなのだった。
私が賢章に会ったのは今年の春頃、今、彼は高校二年生なので、先々週あたりテレビで放映された「ハリポタ」旧作で声変わり前の声を聞いてびっくり。
なんてかわいい声(だったの)!!
そして、すっごいうまーい(昔から)!!
新作では声変わり後の彼の声が聞けますよ!!
って私、まだ見ていないけれど・・。

この夏の劇団ひまわりのミュージカル「秘密の花園」で私は作詩を担当した。その作品にディコン役で出演した賢章は、メインの曲ともいえる「命のありか」という曲のソロをとったのだが(これは以前にこのブログに書いた岸祐二さんのバージョンもあり!!)、その曲をレコーディングするにあたり私は彼の歌のせんせーをしてた。
このあたりは「秘密の花園」のブログ
http://blog.musical-hanazono.com/
をハゲシク参照。
なので、公演でソロをとる場面ではいつもはらはらしながら見ていた。
うまく行ったときは恥ずかしそうに、でもホコラシげに笑ってた。
そしてあまり思うように歌えなかった時、「どうしたの?今日!」と言う私に、決して一度も言い訳なんかしなかった。
幼い頃から「ライオンキング」などのミュージカルにビシバシでていた彼は結果を出してこそプロ、ということを、よく知っているのだろう。
本当に素晴らしく素直なココロの、気持ちいい少年なのだった。
楽屋では同い年の松本君と共にみんなを笑わせまくるおバカなヤツ。
そういえば、この2人、初日に楽屋の紙コップなどのお使いを頼まれ脚本の小笠原さんの自転車借りてコンビニへ。
その後ろ姿を見送りつつ、私もコンビニへ着くと、
なんと!!2人はお使いのお買い物は後回し、
マンガを立ち読みしておった。
その背中には初日のキンチョー感は皆無・・・。
な、なんてヤツら・・・。
ちょっとあきれたけど笑った。
そのくらいのほうが、いいのかもね。

と、私は半ばお母さん気分で彼を見ていたのだが、
のちにホントーに賢章のお母様と同い年、と知った・・・。

写真はゲネで「命のありか」を歌う賢章。
CDはここから!!
http://musical-hanazono.com/goods.php