あけましておめでとう2006/01/01

よい一年でありますように。

今年もよろしくお願いします。

お正月のすごしかた2006/01/03

我が家のお節の量的メインは煮しめです。
まず大量のダシをとってからとりかかるのですが
里芋はさっと茹でてから冷水にとってぬめりをとり、
だし汁で煮て、とか、蓮根は下茹でしてからざるにあけて
塩をふってさまし、そのあと煮る、とか、
材料ごとに作って行くので手間がかかるのですが
とってもおいしいんですうう。
実は私が一番食べたがっているのかもしれません。

それとゆず大根、松前漬け、田作り、数の子、きんとん
あたりまで作るのですが今回は数の子は買ってきちゃった。
少し手抜きでした。

元日、まずお雑煮とお節とお屠蘇。
そして昼下がりからS家と新年会。
これもここ5年ほどの習慣となってきました。
今年は刺身に持ち寄りお節、そして蟹鍋へ。
なぜかいつも最後はフォーク大会へと突入。
ギターとピアノでどんちゃん騒ぎ。
私がギターを弾き出したら酔っぱらってる証拠、と
コドモは言っております。
チューリップやらユーミンやら
今年は昭和歌謡も歌ったなあ。

そして昨日は西山水木さんと、パリで知り合った
ジュリちゃんがきまして、またまたふかーく飲みました。
水木さんが年始にいらっしゃるのもここ5、6年続いてます。
ジュリちゃんはラッパ屋の芝居にでるよん。
1/12〜2/5まで、シアタートップス!!

今日は年賀状を書きましたあああ。
遅くてすみません。

石川由依〜彼女の歌を聴け!!2006/01/04

「秘密の花園」のブログを覗いたらこのところ
またまた更新されていた。
キャスト、スタッフのみんな、
あけましておめでとう。
そして応援してくれたみなさんも。

一去年のミュージカル「空色勾玉」に引き続き主役だった
石川由依ちゃんは、頑張り屋さんだけど
それを決して見せない控え目な性格、
唐揚げさえ食べていればチカラを十二分に発揮する
美少女です。
なんかほら、いかにも巧い達者な歌を歌う
ワカモノが多いでしょう?
そういった手合いとは一線を画する、
高校一年生とは思えない
本当にいいうたを歌うんだ。
これからがますます楽しみ。

そのまっすぐな歌声を試聴できます。
ラジオドラマも楽しみです。詳しくは
コチラを!!
http://blog.musical-hanazono.com/


くじらの杉林さんにイケメンの写真が載った
ブログといわれたので美少女写真もあるぞ、
ということで!!
これが石川由依ちゃんだよ。

石川由依〜メアリ2006/01/05

このカオはメアリになりきってるから?
実はこういうちょっとむすっとした由依ちゃんのカオ、
好きです。
稽古中の一コマ。

保泉沙耶〜もう一人のメアリ2006/01/05

ミュージカル「秘密の花園」は
主役とコマドリの役がダブルキャストでした。
主役は由依ちゃんともう一人が保泉沙耶ちゃん。

「秘密の花園」CDでは「太陽の芽」という曲を
歌っています。
明るく元気いっぱいの声は希望に満ち、弾んだ曲にぴったりでした。
声そのものに華があり、洗練されてる。
天性のものですね。
吉良君作らしく途中からリズムが変わっていくところなんざ、
感覚的に気持ちのよい曲なのですがそこをスケール感たっぷりに
でっかーく歌ってくれました。

12月に出演した「スケリグ」も再演が決定したそうで
今年もますます活躍するでしょう。
詳しくはこちら、沙耶ブログで。
http://blog.livedoor.jp/hozu_saya/
がんばってね!!

写真はレコーディングスタジオでの沙耶ちゃん
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「太陽の芽」試聴はこちら!
http://musical-hanazono.com/goods.php

今日の出来事2006/01/06

お昼過ぎ、原宿の事務所へ向かう。
途中で隣人S氏とばったり!
「SG!!(S氏の愛称)どこいくの?」
「いや、お昼食べようかな〜と思って」
とたんに私も小腹がすいてきた。
で、タイ飯屋へ。
トム・ヤム・ヌードル食べながらおしゃべり。
プロデューサーである彼はこれから春が忙しい。
仕事の話や家族の話など。
このあと新宿に行くつもり、と言うと、
歩いても結構近いよ、20分くらい、
というので事務所で郵便物を取ったあと
明治通りをつらつら歩く。
目一杯寒かったけど、歩いてると以外に平気だ。

途中で昔私がお世話になった事務所があった
マンションの前を通った。
よく来たのに。
なんだか別の場所のよう。
ここで働いていて亡くなってしまった方の事を思い出した。
ここから花火を見た事も。
空気がぱりっと薄い氷みたいになった気がした。
あの頃はほんとに若かった、私。
懐かしすぎる、よくランチを食べたお店。
こういう時って何かに絡めとられそうになる。
あのころの想い、出来なかった事、してしまった事・・・。


新宿高島屋に着いて、靴を見る。
あまりにもたくさんあってけっこう捜すのが大変。
しかし結局欲しいタイプのがない。
うーん。でもこれ買おうかなあ・・・。どうしよー。
とのろのろ歩いていたらトイレマークが。
あれ、この階ってここにトイレあるんだ、
と、それほどモヨオシてもいないのにトイレへ。
高島屋は高層階のJRの線路側のトイレが気持ちよく、
HMVへ行ったりするとつい寄ってしまう。
きれいでゆったりしてて眺めが良くて。
なのでその反対側にもトイレがあるって知らなかった。
二階なのに空いていて、これは穴場かなあ
と、出てきたら水飲み場でかがんで水を飲んでいる少女が。
水飲み場があるのもちょっと意外。
そして飲んでる人がいるのもちょっと意外だったので
へ?と見てみると、ななななんと。
先ほど会ったS氏の愛娘Mちゃんではないか!!!

何たる偶然。
そしてしばらくして奥様がトイレからでていらした。
うううう。
広いこの東京で、しかもデパートのこのトイレに
隣人同士が偶然にも居合わせるとはっっ!!
しかも、ダンナ様に会ったそのすぐあとに。

ひとしきり驚愕の言葉を尽くし、
いっしょにセールに繰り出した。


昔の私と今の隣人とに会ってしまった。
偶然はない、なんてことを考えてしまった、
今日の出来事。

一年のはじまり2006/01/09

相曽晴日さまより年末のネコかる忘年会ライヴの写真が
まいりましてございます。
ああ。ことしもまたココへ至る事になるのでしょうか。
道は険しく山は高い。

とりあえずの山は明日の朝。
冬休みは今日で終わり、コドモはガッコーヘ。
早起きできるかしら。
6時45分に目覚ましセット。

私もようやく仕事モードに入ります。

水の匂ひ2006/01/14

母が本を自費出版した。
新聞の歌壇に取り上げられたものを中心に選んだ作品集で
俳句と短歌、一編のエッセイを収録した。
表紙絵や挿絵、デザインは画家の兄が担当。
妹は校正校閲が本職なのでその分野を担当。
私は全体的なプランなどと相談役と言った感じで、
兄妹総出の協力のもと、なかなか素敵な本が出来上がった。

暮れに帰省したおり、出来立ての本を持った
母の写真を撮った。
母はいつも身だしなみ程度の化粧しかしないので
眉を整えきちんと口紅をひき、
よそ行き風に化粧してあげた。
服も赤いものを選び、少し誇らし気な
それで少し恥ずかし気な母は可愛いかった。

東京に戻ってデジカメデータをMacに取り込む。
こんなふうに母を撮った事はなかったかもしれない。
真っ正面にこんな長いこと母の写真を見た事も。
映画「ブレードランナー」の中で、
写真をどんどん拡大して行くシーンがあって
未来にはこんな事出来るようになるのかなあ、と思ったが、
もう既にその「未来」だ。
母の瞳をどんどん拡大していった。
何の形も認められなかった瞳のなか
徐々にカメラを構えた私のシルエットが浮かび上がった。
明るい窓を背景にしてくっきりと。
このひとのなかで育った、その目に。
私の目はいまそれを映してる。
すこし泣きそうになった。

デジタルに涙ぐまされる事ってあるんだ・・。

本のタイトルは「水の匂ひ」。