夏日記2012/宇宙劇場サマーコンサート@郡山スペースパーク2012/07/26

郡山ビッグアイから
7月は忙しくてゆっくりブログを書く時間がなくて
ついつい移動の時に書き込める
twitterばっかりになってしまった。
いかんいかん。
またこれからブログも書くぞ。

というわけで大変遅ればせながら郡山の日記からスタート!


7月6日〜7日

初めての鬼怒無月さんとzabadak3人のツアー、
ジープにパンパンに機材を積み込んで
郡山のプラネタリウムのコンサートへ。
当日は午前中は一般投影があり、
サウンドチェックできるのは
前日の一般投影後だけ、とのことで前乗りでゆっくりと出発。

車中では私のiPhoneに入ってる音楽を聴いていく。
レッド・ツェッペリン、クイーン、XTC…と懐かしモノばかり。
鬼怒さんと吉良君はギターの弦の話とかばかり。
私はそれを聴きつつ放射線関係のお勉強。

郡山では実家にちらっと寄ってから
一旦ホテルにチェックイン。
見事に大雨・・

スペースパークでは安藤さん始め、おなじみのスタッフが
暖かく迎えてくださる。
早速サウンドチェック。
サウンドシステムも一新したそうで、
これがまた並のホールなんかよりすごくよい音。
PA担当の方も本職かと思うくらい腕がいいのです。

今回は音楽主体ということで、星空もファンタスティックで
そしてぶっ飛んだ演出、
演奏してるからよく見られないのが残念・・

結構みっちりとサウンドチェックをやったら
もうすっかり深い時間。
スタッフのみなさんはそれからも
きっといろいろチェックをしていたんでしょうね。
ワレワレは居酒屋でちょっと食べてホテルへ。

翌朝はみんなばらばらに朝食を済ませる。
入り時間までホテルの部屋でゴロゴロ。

アコーディオンを練習したいので昼過ぎに控え室へ。
吉良君はもう到着していた。
差し入れの三万石のお菓子を食べつつ
(ひとり3個は食べましたね)
鬼怒さんと入念なる練習を重ねて、さて本番。

気持ちいい音で、気持ちいい空間で
そして郡山のみんなの前で演奏できて幸せだった。
来て下さった皆さん、ありがとう。
ここでやるのは3回目で、場所に慣れたのもあるけど
多分これまでで一番いい出来だったんじゃないかな。
鬼怒さんとの練習の成果もバッチリで
暗闇でドヤ顔したのはないしょです。
懐かしい友達にもたくさん会えて嬉しかったー。

そしてスペースパークのスタッフの皆さん
ありがとう。
鬼怒さんのお誕生日ということもあって、
サプライズの演出も素敵でした。
控え室には着替えの場所を作ってくださり、
会場の通路にも姿見を置くという細やかなお心遣い!
舞台監督もPAも顔負けですよー。
いやー、ライヴハウスでもなかなかないですよ、
こんなに素晴らしいところ!!
みなさまお疲れ様。
また行きたいな。

以下は、当日配布したパンフレットに載せた私の文章、
転載しておきます。

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昨年の3月11日と、その後の原発の事故から
多くのことが変わってしまいました。
福島のことを考えない日は一日もありませんでした。
昨年5月、郡山の友人が私に言いました。
「また、音楽が聞きたくなる日が来ると思うけど、
今は無理だ。でもまたいつかきっと来て。
それまでになんとしても立ち直るから」と。
泣きながら言う彼の言葉にただ頷くだけでした。

多くのミュージシャンが福島に駆けつけて
コンサートをするのを目にしても、
私の心にはその言葉がずっと残っていました。
今までと同じように歌を歌い続ける、
そしてコンサートの売上から福島の復興のために寄付をする。
私にできることは、それだけだな、と思い、淡々と、黙々と、
そしてたくさんたくさんコンサートをしてきました。

そして今日、あれから初めて、
ふるさと郡山でコンサートをする機会をいただきました。
新しくなったプラネタリウムで歌うことが楽しみでなりません。
みんな、きっと、もう音楽を楽しめているね。
短い時間だけれど、ずっと昔から変わらない、
この美しい星空を一緒に旅しましょう。

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