マンホールのふた122008/08/01

マンホール@藤沢
藤沢の遊行寺というところへ行った。
そこで行われる「遊行の盆」に招待されている、
秋田のとある盆踊りを見に行きませんか、
と脚本家小笠原京子女史に誘っていただいたのだ。

その盆踊り、まず衣装がすごい。
代々受け継がれるというそれは 、
喪服!!!に、自分が譲られた時に好きな布の端布を
少しずつ足して行ったというものらしく
喪服に派手ないろんな布がくっついている。
グランジ系だ。
未婚女子はアタマをすっぽり黒布で覆っている。
こわい。
既婚女子は顔幅しかないほっそーい笠で
これまた顔をすっぽり覆っている。

踊りは複雑怪奇な難解さ、
リズムとか歌とは別の次元で
出来上がっているかのようであるけれど
哀しさがその奥底に横たわっているような
美しい動き‥‥。
歌はマチガイのように演奏とかけ離れたところで
歌っている、というぶっ飛んだものだった。

郡上踊りとはまったく別な方向に
洗練されて行ったモノを感じた。

おそるべし、盆踊り。
いつか秋田でたっぷりと見たい。

というわけで、初藤沢マンホール。

オニユリの夏2008/08/01

オニユリ@檜枝岐
東北道を夏に走ると
斜面にヤマユリがたくさん咲いているのを目にする。

幼い頃に毎夏行った父の田舎には
ヤマユリ、オニユリ、オゼンバナ(フシグロセンノウ)
などがたくさん咲いていて
そういった花を見ると
懐かしく切ない気分がふわんと立ち上がる。

ZABADAKの「Wanderful Life」は
「オニユリの夏」っていうフレーズが
一番最初に浮かんで、そこから作って行った。

これは先日檜枝岐で撮ったオニユリ。
こんなに優美なのにオニなんて、ねえ。