東北ツアー日記〜その3 ― 2006/10/26
10月22日
朝風呂につかってからごはん。
部屋の鍵がないと思ったら、ゆうべ
林太郎君が間違えて持って行ってしまっていた事が判明、
彼もかなり酔っていたのか??(サイダーで。)
そして、途中退場してしまった由佳さんも
実は思い切り酔っていたらしい。
私も久々に痛飲。軽くアタマに霞が・・。
でもごはんもしっかり食べ、またまたお風呂につかって
チェックアウト。
どーやんとはここでお別れだ。
Mちゃん、今度会う時は歩けるようになってるかな。
道の駅に寄って生のきりたんぽなどお土産をゲットしてから
一路、盛岡へ。
本日の最初のBGMはBAD FINGERのBEST。
なんだかツアーを一週間もやってるような気分だ。
盛岡ではライヴ前に大事なイベントがひとつある。
我が事務所の優秀なるスタッフ、田中利佳女史が
つい数日前にめでたく女児を出産したのだ。
彼女は盛岡出身、地元の産院で出産したので
みんなでお祝いにいくのだ!!
お昼前頃に病院に到着。どきどき。
利佳ちゃんに会うのも久しぶりだ。
きれいな病院で、全部個室らしい。
ドアを開けるとおかあさんになった利佳ちゃんが。
そして初めて対面する赤ちゃんはすやすやと眠っていて
かわいいのなんの。指がすらりと長い。
整った顔。美人さんになるね、きっと。
いやー。感慨深いです。
こうして命は生まれてくるのだなあ。
まだお母さんもなりたてで大変だと思うけど
がんばってね、利佳ちゃん。
そして、娘のHちゃん、よろしく。
いつも利佳ちゃんがお土産にくれる
「ぴょんぴょん舎」の冷麺が美味しいので
そのホンモノを食べましょう、ということで
駅前のお店へ行ってライヴ前なのに焼き肉!!
を食べてしまう。
冷麺はお土産のよりスープがとろんとしていて
美味しかったけど、吉良君は
「ウチで食べる方がおいしい」と。
何故??おなかいっぱいで会場入り。
本日の会場は普段はジャズのお店、マスターはお洒落で
とってもスマートなムッシューで、
PAもセッティングも全部おひとりでやるのだった。
当然ワレワレもマイクにシールド差したり譜面台だしたり。
で、マイクが足りない、ってことになって
(チャンネルがふたつ死んでるらしい)
私のアコーディオン用のマイクを本番中に使い回して
対応するということで解決。
サウンドチェックの途中でモニターアンプ出していただいたり
やりやすい音になってきたぞ。
で、またまた時間があまりなくてあわてて化粧しようと
した時にまっちゃん登場!!
・・・まっちゃんとは。
あの、ZABADAKのオリジナルメンバーである、
松田克志君なのであります!!
いま、遠野に住んでいるのでメールで連絡取っていたのでした。
なんか全然変わってない。
そしてずっと会ってなかったとは思えない感じ。
「Easy goingで参加してもらおうよ!!」と
ずっと思っていた事を吉良君に言う。
吉良君も、おう!!と、すぐにまっちゃんに伝えると、
心よくOKしてくれた!
今日はまたスペシャルですよー。
本番が始まるといきなり吉良君のギターのチューニングが
ごっそりと違ってたりペグがおかしかったり
ボタンが外れていてハラが見えたり、と
困難が襲いかかるのだが最初のひとやまを超えると
あとはまたまたあたたかいお客さんのオーラでもって
とてもいい雰囲気。
まっちゃんの登場に開場も湧いて、
アンコールを二回もやって終了。
あと片付けしてると、マスターが
「今度新しいミキサーいれておきますから」
と言ってくれた。
さて、今日はダンナとリヴェンデルのおふたりは
まっちゃんと共に遠野に泊まるのだが
私は明日月曜はコドモの学校があるので
新幹線で帰らなければならない。
お店の方に挨拶して機材を降ろして
そしてみんなで記念撮影して別れる。
タクシーつかまえて駅まで。
わたしゃ、新幹線で打ち上げだよ。
ウニやイクラの入ったちっちゃいお弁当とビール、
コドモは前沢牛のお弁当と野菜ジュースを買う。
すこし鉄の成分の入った(残った、というべきか?)
林太郎君が、
「ちょっと早く行くとこまちの連結がみられますよ」
と言っていたので連結する場所で新幹線待ち。
先に到着した車両の先頭がかぱあと開いたのを見て
「うわあっ」とおどろく私たち。
で、ほどなくこまちがやってきた。何十メートルか手前で
一旦止まってからそーっと近づいてくる。
まわりにはいつしか鉄の人が集まり、ケータイをかざしている。
こまちは何ともお見事に美しく連結した。
少しのショックもなく。
いやーすごいテクですな。
ちょっとでもオーバーしたら大変ですよ。
で、急いでこまちに乗り込む。
茶色のシートに黄色いヘッドシートでなかなかシック。
コドモは新幹線より飛行機のほうが多く乗ってるので
テーブルを出して「飛行機みたーい」。
「長く乗っていたーい」と早速お弁当を広げて
楽しそう。
私はかなり疲れましたです。
秋田も岩手は、訛りもやわらかくていい感じだったなあ。
私は福島出身だけれど東北の縁は少なくて、関西や
近畿のほうにばかり行っていた。
東北には他にはないような寛げる感じを憶え、
そういう北の人間の感覚が自分の中にあったのも
新たな発見だった。
近くって見てなかったなあ、と。
10時過ぎに東京に着くと雨、新宿ではどしゃ降りに。
学生時代に田舎に帰省して久しぶりに東京に戻る時、
中央線から見る風景と田舎とのギャップに
愕然としたものだったが久しぶりにその感覚を味わった。
「またここで暮らすんだね」
と思わずコドモに言ったが、コドモにとっては
ここが故郷なのだ。
電車を降りるとそれはそれで懐かしい風景、
駅前の閉店間際のスーパーで明日のパンを選びに選んで
買って(こういう時にコドモは元気復活)、
タクシーで帰宅。
コドモを寝かしつけたあと、今頃みんなは
遠野で飲んでおるだろうな、と
ひとりワインを飲む私であった。
* 秋田でお手伝いいただいた木村林太郎君の
ご親戚の方々、ホールの撤収を手伝ってくれた方々、
そのほか秋田、盛岡のライヴ会場のスタッフの方々にも
お礼申し上げます。
ありがとうございました。
そして遠くからも見に来てくれたみなさん、
ありがとうございました。
朝風呂につかってからごはん。
部屋の鍵がないと思ったら、ゆうべ
林太郎君が間違えて持って行ってしまっていた事が判明、
彼もかなり酔っていたのか??(サイダーで。)
そして、途中退場してしまった由佳さんも
実は思い切り酔っていたらしい。
私も久々に痛飲。軽くアタマに霞が・・。
でもごはんもしっかり食べ、またまたお風呂につかって
チェックアウト。
どーやんとはここでお別れだ。
Mちゃん、今度会う時は歩けるようになってるかな。
道の駅に寄って生のきりたんぽなどお土産をゲットしてから
一路、盛岡へ。
本日の最初のBGMはBAD FINGERのBEST。
なんだかツアーを一週間もやってるような気分だ。
盛岡ではライヴ前に大事なイベントがひとつある。
我が事務所の優秀なるスタッフ、田中利佳女史が
つい数日前にめでたく女児を出産したのだ。
彼女は盛岡出身、地元の産院で出産したので
みんなでお祝いにいくのだ!!
お昼前頃に病院に到着。どきどき。
利佳ちゃんに会うのも久しぶりだ。
きれいな病院で、全部個室らしい。
ドアを開けるとおかあさんになった利佳ちゃんが。
そして初めて対面する赤ちゃんはすやすやと眠っていて
かわいいのなんの。指がすらりと長い。
整った顔。美人さんになるね、きっと。
いやー。感慨深いです。
こうして命は生まれてくるのだなあ。
まだお母さんもなりたてで大変だと思うけど
がんばってね、利佳ちゃん。
そして、娘のHちゃん、よろしく。
いつも利佳ちゃんがお土産にくれる
「ぴょんぴょん舎」の冷麺が美味しいので
そのホンモノを食べましょう、ということで
駅前のお店へ行ってライヴ前なのに焼き肉!!
を食べてしまう。
冷麺はお土産のよりスープがとろんとしていて
美味しかったけど、吉良君は
「ウチで食べる方がおいしい」と。
何故??おなかいっぱいで会場入り。
本日の会場は普段はジャズのお店、マスターはお洒落で
とってもスマートなムッシューで、
PAもセッティングも全部おひとりでやるのだった。
当然ワレワレもマイクにシールド差したり譜面台だしたり。
で、マイクが足りない、ってことになって
(チャンネルがふたつ死んでるらしい)
私のアコーディオン用のマイクを本番中に使い回して
対応するということで解決。
サウンドチェックの途中でモニターアンプ出していただいたり
やりやすい音になってきたぞ。
で、またまた時間があまりなくてあわてて化粧しようと
した時にまっちゃん登場!!
・・・まっちゃんとは。
あの、ZABADAKのオリジナルメンバーである、
松田克志君なのであります!!
いま、遠野に住んでいるのでメールで連絡取っていたのでした。
なんか全然変わってない。
そしてずっと会ってなかったとは思えない感じ。
「Easy goingで参加してもらおうよ!!」と
ずっと思っていた事を吉良君に言う。
吉良君も、おう!!と、すぐにまっちゃんに伝えると、
心よくOKしてくれた!
今日はまたスペシャルですよー。
本番が始まるといきなり吉良君のギターのチューニングが
ごっそりと違ってたりペグがおかしかったり
ボタンが外れていてハラが見えたり、と
困難が襲いかかるのだが最初のひとやまを超えると
あとはまたまたあたたかいお客さんのオーラでもって
とてもいい雰囲気。
まっちゃんの登場に開場も湧いて、
アンコールを二回もやって終了。
あと片付けしてると、マスターが
「今度新しいミキサーいれておきますから」
と言ってくれた。
さて、今日はダンナとリヴェンデルのおふたりは
まっちゃんと共に遠野に泊まるのだが
私は明日月曜はコドモの学校があるので
新幹線で帰らなければならない。
お店の方に挨拶して機材を降ろして
そしてみんなで記念撮影して別れる。
タクシーつかまえて駅まで。
わたしゃ、新幹線で打ち上げだよ。
ウニやイクラの入ったちっちゃいお弁当とビール、
コドモは前沢牛のお弁当と野菜ジュースを買う。
すこし鉄の成分の入った(残った、というべきか?)
林太郎君が、
「ちょっと早く行くとこまちの連結がみられますよ」
と言っていたので連結する場所で新幹線待ち。
先に到着した車両の先頭がかぱあと開いたのを見て
「うわあっ」とおどろく私たち。
で、ほどなくこまちがやってきた。何十メートルか手前で
一旦止まってからそーっと近づいてくる。
まわりにはいつしか鉄の人が集まり、ケータイをかざしている。
こまちは何ともお見事に美しく連結した。
少しのショックもなく。
いやーすごいテクですな。
ちょっとでもオーバーしたら大変ですよ。
で、急いでこまちに乗り込む。
茶色のシートに黄色いヘッドシートでなかなかシック。
コドモは新幹線より飛行機のほうが多く乗ってるので
テーブルを出して「飛行機みたーい」。
「長く乗っていたーい」と早速お弁当を広げて
楽しそう。
私はかなり疲れましたです。
秋田も岩手は、訛りもやわらかくていい感じだったなあ。
私は福島出身だけれど東北の縁は少なくて、関西や
近畿のほうにばかり行っていた。
東北には他にはないような寛げる感じを憶え、
そういう北の人間の感覚が自分の中にあったのも
新たな発見だった。
近くって見てなかったなあ、と。
10時過ぎに東京に着くと雨、新宿ではどしゃ降りに。
学生時代に田舎に帰省して久しぶりに東京に戻る時、
中央線から見る風景と田舎とのギャップに
愕然としたものだったが久しぶりにその感覚を味わった。
「またここで暮らすんだね」
と思わずコドモに言ったが、コドモにとっては
ここが故郷なのだ。
電車を降りるとそれはそれで懐かしい風景、
駅前の閉店間際のスーパーで明日のパンを選びに選んで
買って(こういう時にコドモは元気復活)、
タクシーで帰宅。
コドモを寝かしつけたあと、今頃みんなは
遠野で飲んでおるだろうな、と
ひとりワインを飲む私であった。
* 秋田でお手伝いいただいた木村林太郎君の
ご親戚の方々、ホールの撤収を手伝ってくれた方々、
そのほか秋田、盛岡のライヴ会場のスタッフの方々にも
お礼申し上げます。
ありがとうございました。
そして遠くからも見に来てくれたみなさん、
ありがとうございました。
コメント
_ かるてーか ― 2006年10月26日 22時29分56秒
_ koko ― 2006年10月26日 23時10分25秒
またまた遠くからありがとうございました。
たのしんでいただけてよかったです。
ライヴのあとの、皆さんの顔を見ると、音楽やっててよかったなあ、と
思います。
いつか福島でもライヴしたいっす!!
たのしんでいただけてよかったです。
ライヴのあとの、皆さんの顔を見ると、音楽やっててよかったなあ、と
思います。
いつか福島でもライヴしたいっす!!
_ やよ ― 2006年10月26日 23時14分12秒
東北ツアーお疲れ様でした。
6年ぶりのZABADAKはやっぱり最高でした。
そして今回のツアーで「小峰さんはかなりイケルクチだ!」と確信しました(笑)
6年ぶりのZABADAKはやっぱり最高でした。
そして今回のツアーで「小峰さんはかなりイケルクチだ!」と確信しました(笑)
_ koko ― 2006年10月27日 08時59分30秒
私は日本酒とワインとシャンパンが大好物です。
お酒は多分吉良君よりも強いです。
少しの間節酒してたんですが今回のツアーでバリバリ全開に。
秋田でいただいた日本酒がおいしゅうございました。
お酒は多分吉良君よりも強いです。
少しの間節酒してたんですが今回のツアーでバリバリ全開に。
秋田でいただいた日本酒がおいしゅうございました。
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本日会社のお昼休みに公子さんの日記を読んで、一人にんまりとしていました。
ほんとうに楽しかったです、ライブ。
盛岡にいけなかったことがものすごく悔やまれます。
お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。