「放射線について語り続けるということ」2014/07/22

 本日池袋ジュンク堂にて19:30からです。
「放射線について語り続けるということ」
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=5604


「いちから聞きたい放射線のほんとう いま知っておきたい22の話」共著者・菊地誠さんと川端裕人さん(小説家・ノンフィクション作家)の対談です。
私ももちろん行きます。

何度か書いてきましたが、物理学は人間の恣意とは関係ない自然の働きを探る学問です。共通普遍を探る学問です。
音楽に置き換えると、世界共通の楽典みたいなものでしょうか。
譜面が読めてコードを知ったら、誰とでもセッションできる。ジャズだってロックだって、譜面が読めたほうがぐぐっと世界が拡がるでしょう(私、譜面に強いわけじゃないけど!!)。
楽譜そのものについて懐疑的になったりはしないとおもいます。
たまにむっちゃ詳しい人で「インドでは五線譜にかけない音があるから五線譜は不完全だ!」みたいな否定をする人もいるかもしれないけど、それは超マニアックな方でしょう。
でもそういうことがけっこう放射線の界隈では起きていると思います。
かなりその世界で有名なひとでも放射線の物理学をわかってない方がいたりするようですし、独自の論を展開してる人の「独自さ加減」がわからずに、ただアンチナニナニというだけでその論をシェアしたりRTしたり…
そうじゃなくて、まず、一般的なことを知りたい。音楽での楽典みたいに、言語での文法みたいに。
っていうことからこの本は始まっております。

放射線はいっぱい浴びたら怖い。でもどう怖いのか?いま気をつけるべきなのはなにか?事故から時間が経ってわかってきたこともたくさん。状況もデータも、日々更新されていきます。

政治的なことやいろんな立場、様々あれど、まずは基本を知って、情報を選択できるようになりたい。
ご興味があったらぜひいらしてください。