秋色便り。2006/11/15

先日、田舎の母が柿の葉っぱを手紙に入れてきた。
私に、ではなく孫である私のムスコにである。
父は1日おきに庭掃除をして落ち葉を捨てるだが
(私とはえらい違いだ)
色とりどりの葉っぱは、花と同じようにきれいなので
庭を掃かないでと父に頼んだ、と書いてあった。

髪の毛もツメもどんなに美しくても
体を離れると汚いものに成り果ててしまうが
はなびらや落ち葉は美しい。
やがて朽ちてしまうけれど、
せめて美しい間は見ていたい、と
母は思ったのだろう。

ちょっと前だが、富良野のどーやんも
桂の葉っぱを送ってくれた。
芳香で知られる落葉。
富良野の森を想って匂いを嗅いだ。

いろんなところから集まってきた秋。


今夜、窓をあけたら吐く息が白く見えた。
「わあ、はじめてだね」
とコドモは冬の気配を喜んでいた。

ああ、冬近し。
その前にサンマをもう少し食べておかないと。
と、食い気方面に悔いがなきよう、思いを馳せる私だった。