今週は芝居の人2〜明樹由佳って。2006/02/11

一昨日はキャラメルボックス「賢治島探検記」の、そして昨日はラ・カンパニー・A-nの「蛇苦止浜綺譚」の稽古場に行った。両方に関わらせていただいているが公演がなんと丸カブリ。
まったく違うこの二つの劇団をつなぐのが明樹由佳ちゃんだ。彼女に最初に会ったのはキャラメルボックスの「ケンジ先生」の公演。ZABADAKが音楽を担当していたミュージカル、由佳ちゃんは世界的なアーティストのバリバリのマネージャー役だった。なんかこう、ぱっと光るものがあって、スケールの大きい役者さんだなあ、というのが最初の印象だった。
打ち上げにお邪魔したが、あの時私は妊娠中、知らぬ人ばかりでおまけにお酒も飲めない(!!!!!)私を気遣い、由佳ちゃんはあれこれ話しかけてきてくれた。その後、西山水木さんとアヴィニョンの国際演劇祭で作品を上演するにあたって、ZABADAKの音楽が欲しい、というのでコンタクトがあった。キャラメルは辞めた、という。それからなぜか、吉良君と私までラ・カンパニー・A-nの公演に出ることになったりして深い付き合いになった。

一昨日はその、キャラメルボックスの稽古場に、どうしてお邪魔したかというと2月15日が初日のキャラメルボックスの「賢治島探検記」の18、26日の公演になんというかちょいとだけ出演することになったので、ちょいと通し稽古を見させていただきますか、ということで、っちゅうか、前からキャラメルボックスの稽古、一度見たかったのである。今回は出る、ってことだし大っぴらに見せていただいていいかなあと。それで通し稽古をなんと成井さんのお隣で見せていただいた。ちょっと緊張。
面白かったっすよ。坂口さんいいです。チケット、完売だそうです!!なのでなんというか宣伝してもお出でいただけないのが心苦しゅうございますが。
http://www.caramelbox.com/

そして、昨日はラ・カンパニー・A-nの稽古場へ、衣装を持って行く。
ラ・カンパニー・A-nは西山水木さんと明樹由佳ちゃんを中心とする劇団。
西山水木の狂った作演出を随所でまたまた艶に彩っているのが元祖「ジェスト・ダンス」由佳ちゃんのダンスパフォーマンスだ。
う〜ん。なんて真逆な劇団に来たんだ、明樹由佳。しかも彼女のスタートは大手(って言い方まちがってるか)、劇団四季。潮流の先端をいくところどころを歩いてきたんですね。

由佳ちゃんのダンスシーンを見ながら、女は美しいなあ、と思った。
そして、細かく演出をしている水木さんの切羽詰まったカオも美しいと思った。
まだチケットございます。韓国のTEYOの音楽もカッコイイ。
面白い事マチガイなし。
http://a-n.fem.jp/jakushi.htm