時差ボケで三文のとく。2006/08/06

3時に起きてしまいました。

ついさっきから、鳥がないてるんだけど、
ほんとうにおしゃべりしてるみたいに
一生懸命にさえずっていてとてもかわいい。
そして遠くでなく蜩がかぶってきこえます。

なんとなんと美しい。
なんとなんと世界は美しいのでしょう。

Paris日記〜その12006/08/06

7月27日

パリの夢をよく見る。
目が覚めた後にざわざわと胸が騒ぐ。
美しい街、そして大切な友人たちが住んでいる街。

また圧倒的な質量の美しいものに囲まれて
打ちのめされ打ちひしがれ感情の洪水に漂い
新しい自分をころりと手にする事が出来るだろうか。
まあ、そんなことを考えるのも欲が深いと言うもんだ。
とにかくあの街で脳味噌のふたをぱかっと空けてくる、
そういう時期にきてしまっているのだった。

大韓航空で、ソウル国際空港インチョンへ。
この時期直行便はお高いのでケチってみた。
結構乗り継ぎが楽なので大韓航空でパリへ行くのは
お得でお勧めなのだった。

インチョンで国際テレカを買って家に電話する。
かけ方が超面倒。
ずっと成田から家族と離れる寂しさが消えないでいたが
コドモはふざけっぱなしで寂しがられるよりは
ほっとする。
そんなこんなでじきに乗り換え時間になって一路パリへ。
こっからが長い。しかもなにごとかのトラブルで
離陸が遅れる。
機内でお肌バサバサになるのでメイクを落として
保湿してマスクして完全防備、でもすぐにカサカサ。
これがいやなのよね。
機内食のビビンパ、久しぶりだ。
これだけは相変わらずうまい。
大韓航空のキャビンアテンダントの制服が
前と変わってる。
髪飾りとスカーフに民族衣装的な要素を
取り入れていてスゴくいい感じだ。
センスいい。がんばれ、日本。負けてるぞ。

足のむくみ防止のためにまめに席を立つ。
通路側の席じゃないと一人旅はいかん。
ゲームもせず、映画も見ないで過ごす。
ひたすらiPodを聴く。
今回は作詩のための旅でもある。

12時間でやっとパリに到着。

パリは。涼しい。またもお洒落計画が台無しか・・?

いつもはタクシーでホテルまで行くのだが
今回はロワシーバス。バスの終点のオペラから
ホテルまでとても近いからケチってみた。
でも。バスの乗り場がわからない。
ちゃんとガイドブック見とけよ。
で、エレベーターに乗ったら居合わせた
推定40代アジア人に話しかけられる。
最初英語で話してたらお互い日本人だとわかり
急になーんだ、感が漂う。
彼はこちらに住んでるのだが出張帰りで、これから
クルマで帰宅だという。
オペラまで送る、と言ってくれたがここで安易に頼るのは
危険だ、と判断してバスで行きます!!!と言いはった。
でも心配してくれて乗り場まで親切に案内してくれた。
疑って悪かったかな。

バスは8ユーロ。
今はユーロが高いから1200円、ってところ。
さほど混まず20時出発。
郊外からパリに入るといよいよキター!!って感じ。
オペラで降りて、まずは初パリ写真を一枚。

ホテルはオペラから歩いて5分もかからないところ。
ゆっくりと歩く。
もう夜9時近いのに明るい明るい。

ホテルは前にも泊まった
キッチン付きの4つ星ホテルだ。
直通電話が部屋についてるのも便利。
部屋はベッドにソファーベッドがもうひとつ、
食器やいろいろなサイズの鍋、ナイフ、
チーズカッター、テーブルクロスに鍋掴み、
トースターに食洗器にオーブンまで完備。
素晴らしい。
どんな料理もできそうだ。できるかな。

ざっと荷解きをして友達に電話。
早速会う約束。
まず友達薫ちゃんのカンケーしている
レストランで待ち合わせ。
彼女が働く姿を見るのは初めてだ。
さすが仕事中はカオが違うもんだ。
ビールをいただきつつ彼女の仕事が終わるのを待ち、
彼女のクルマで彼女のダンナ敏さんを家の近くで拾って、
しみじみの再会。さ!!ナシオンのカフェで乾杯である!!
「不思議だね〜飛行機ってすごいね〜きちゃったよ〜」
会うと急に距離感がなくなるから妙な感じだ。
ジョークとばしつつの近況報告。
パリに来た。やっと。
チキンのサラダをつまんでいるうちに
もうひとりの友人Kも合流。
帽子とサングラスで怪しげ東洋人である。
おみやげの扇子を、敏さんとKと、
好きな方を選んでね、
と違うものを買っていったのだが
なかなか迷って決まらないのがオカシイ。
隣りの席のフランス人ご一同も扇子に興味津々の模様。

お店が仕舞の時間までいて、薫ちゃんがホテルまで
クルマで送ってくれる。
嬉しいな。久しぶりのパリと、久しぶりの友人。

本日は飛行機の飲酒を除きビール2杯にワイン3杯くらい?
2時過ぎに無事に着いた、と日本に電話する。
ゆっくりお風呂に入って3時頃に就寝。