Paris日記〜その62006/08/13

7月30日

時差ボケがきているのか、2時間しか眠れなかった。
かなり顔が死んでいる。
昨日買っておいたパンとヨーグルトとフルーツなどを食べて
部屋でシャツを洗濯したりカメラやケータイの
バッテリの充電関係をしつつゆったり過ごす。
シャツは手で絞っただけで室内でも半日で乾く。
お肌が乾燥し放題なのもよくわかる。

今日は待望の敏さんと薫ちゃんと遊べる日なのだ。
薫ちゃんは忙しいし、敏さんとも時間が合う、となると
なかなか難しいのである。
その貴重な時間、私のリクエストで
モネの庭のあるジヴェルニーという
パリ郊外に薫ちゃんのクルマで
乗せていってもらう約束だ。
電話で一時過ぎくらいに会おうか、
それまでぶらぶらしていて
ということになって、カメラとレンズを持って
近場をウロウロ。
パレ・ロワイヤルに行ってみたらこの前の冬とは
まったく印象が違い、お花が一杯に咲いていて
とてもきれい。
庭でランチしているひともいて
シャンパンを抜く音が聞こえてくる。
いいな。今度ここでランチしよう。
日曜はお店も閉まっていて本当に静かだ。

ケータイに薫ちゃんから電話。
ヴィクトワール広場で待ち合わせる。
広場は誰もいなくて独り占めだ。
いいのか。
でも。心配なのはお天気。
ぽつぽつ雨が降ってきた。
ほどなく薫ちゃんのクルマ、到着。
一路ジヴェルニーに向って走ったが、どんどん雨が
強くなってくる。
そのうちはんぱねーほど降ってきた。
「提案そのいち。一応行ってみる。
提案そのに。引き返してプラネタリウムに行く」
と薫ちゃんが冷静にいうのだった。
雨は。止みそうにない。
「戻ろう。今日はプラネに行こう」

ってことで「発見の宮殿」というその名も麗しい
パリの凱旋門近くのプラネタリウムに行くことにした。
なぜか、っていうと、ここも行きたかったのである。
クルマから電話して、パリに留学中の友人、
ミッシェル(日本人)とも現地で待ち合わせることにした。
彼女にはずっと連絡していたのだが、
私が電話番号を間違えて書き写していたようだった。
会えることになってラッキー!

発見の宮殿、というのは日本で言うと
科学館みたいなもの。
ミッシェルが来るまでミュージアムショップを
見たけど、面白いものがいっぱいあって
吉良君とコドモへのお土産を買った。

科学館の目玉は観客参加型の
電気の実験ショーらしい。
お客の女の子の髪の毛が完全パンクロッカー状態に
逆立っちゃったりしてスゴく面白かった。

投影の時間になってプラネへ。
ツアイスの、一球のものだけど、これもまた
カッコイイ。
アーティスティックな工夫のある演出で
言葉がわからないながら
とっても楽しめた。
終演後に熱心に質問する人たちに
解説員のお兄さんがまた投影して
説明したりしていてとってもやさしい。

そして。
そのあとグラン・パレで開催されている
マシン・スペクタクルのイベントへ!!
ロワイヤル・デュ・リュクスの片鱗に会える!!